古民家再生とかよく云うけど…リフォームですよね

ストレートだけど…なんちゅう言葉でしょうね、自分でつけたタイトルなんですけど(‘ω’)。他意は無く個人的な偏見です。

まだまだ、未熟者ですもので。

さて、ぬるっと参りましょう。小説だと、まだ「まえがき」のうちみたいなもんですからこの辺り。

時は平成に替わって3年目、西暦で1991年…のはずです。

小学校入学のヒロキ6歳(早生まれ)。

 

学校には…軽くふれたかな?なれてきたか?くらいのタイミングだったか…

日が暮れて、地元の地区のあつまりで、上の兄ふたりに連れられて。向かった所は

 

夜の公民館です。

 

中に入って見わたすと、おんなじ地区の上級生やら、数少ない同級生やら、見たことあるよな大人のひとやら。

事前に話に聞いてはいるものの、やはりそこは人見知りがそっと、顔を出しており。|д゚)

だけど、兄ちゃんの友達とか、よく面倒みてくれてた、知ってる顔をみつけて内心ホッとしてゆるんでました(*‘ω‘ *)、The 末っ子。

 

クラスの違う(2組だけでしたが)同級生と、自分の2人だけで(この地区のオトコノコはね)、田舎らしい。

(‘ω’)(‘ω’)ならんで自己紹介かなんかありましたか、上級生に大人に、ご挨拶をいたまして、さぁ始めようかぁ、なんて軽い調子で。

 

内心、きた! …きた?きた? きたきた!  みたいな(笑)

 

 

オヤジや兄弟からも話には聞いてたし、自分も楽しいのは好きなのでまねっこ踊りはやったりしていたもんです。

 通称を『ひょっとこ踊り』 正しくは 日向橘ひょっとこ踊り という。

初めての出会いを、ヒロキはここで経験しました。

この当時はまだ男の子が地区内に多く、【保存会】の『子供会』という形で活動できていた頃でした。この日は練習と、新入生の紹介という感じ。

(現在は残念ながら少子高齢化の影響で子供会は活動できていません)

 

 

例えみたいなもんで、小さい頃に、お絵かきとかお歌とか…お父さんお母さんに褒められたり、

アイドルとかテレビに出てる人たちに憧れて、そうなりたくて、家でステージみたいにやってたなあ…とか、

子供の頃あるあるだったりしますけれど。

当時のヒロキはまさにそんな気持ちで、

「俺もやっとひょっとこ踊りできるようになったんだ!」っていう、本当に

表舞台に立てるチャンスが自分にも!

みたいな純粋な嬉しさと感動をかみしめて練習させてもらいつつ、もう一人の同級生とも仲良くなれた、小学1年生の春でした。(‘ω’)

それからは、毎年恒例の『日向ひょっとこ夏祭り』はもちろん、県内、九州内、お祭りイベント色々と!保存会について行けるところは様々に

大小いろいろ津々浦々。万博なんかにも。子供にしては…かなーり、豊かな経験を経て成長させてもらってきたなと思い出します。

 

単純に楽しかったし、はしゃぎまくってました。(/・ω・)/

 

ちなみに、ひょっとこ踊り子供会では私、中学に入ってもしばらく活動させてもらいました。

それまでは、小学校を卒業と共にひょっとこ子供会も卒業ってのが通例であったんですが。それだけ子供も少なくなりだしていたころだったのかなぁ。

そう振り返るとやはり、守り伝えていきたいもの、大事なものなんです。

 

そして今は、そんなじぶんが、守り教えて伝えている立場にあり、もっと知って欲しいし、もっと知れ渡ってしかるべきと、なお強く思います。

前提、善くない伝わり方は当然のぞみません。が、です。

細かいこと言うと、おなじひょっとこの名のつく踊り祭り、各地にあるようですし、そのすべてを知っているわけでは無い私ですが。それぞれにある、それぞれの意義と伝統の想いを、尊敬、尊重します。

 

 

そしてこちとら、宮崎県公認代表として

もっともっと広く日本に、世界に知って欲しい、知らしめたい。

 

われらのひょっとこ踊りは確かに、ここにあると。

まだまだ伸びしろありますよ。伝統芸能として、文化として。

それがこの地元、日向から、永田という小さな集落から宮崎県、九州を走り回り駆け巡り、拡がりまわって。

 

それを知りたい楽しみたい人たちがここに、サトウ家という宿に遊びに来てもらいたい、

 

たまたま雨露しのぎに寄ってもらえたお宿サトウ家から、なにかこの田舎を気に入ってもらうきっかけが生まれたら。

そのきっかけをつくる事に自分が今までにない形で貢献できるなら、やってみたい、やってやりたいと。

そう簡単に、思うとおりに物事はいかない、進むものではない。とはよく言われてきたもんですが。

人に迷惑かけるわけでは無し、失敗に終わったとて何が変わるものかと。(そもそも失敗とか成功とかではない話なので)それが自分に、地元に良い方向に働いたら最高だと、そういう話です。

 

話が少しちがう方向に逸れましたが、この地元に生まれ育ったからにはこの使命は一生モノです。

わがサトウ家を、ヒトの集まる、オトの集まる場所にしたい。

 

 つどい、もちより、楽しみ、持ちかえり、どこかで伝わって行く。

 

まだまだ固まらないイメージですが、私はこれが作りたいです。

その為に現在進行形で、うちを鋭意整理中です。まだ片付きませんけど。

 

なにぶん末っ子からの甘えが根っこにありますゆえ、ご協力いただく方々にはご迷惑の極みを承知で(正気の沙汰では無いですが、当然本人も努力は惜しみませんので)なにかとご教示いただけたらと存じます。未熟者ゆえの至らぬ部分につきましても、懐ふかくお付き合いをよろしくお願い致します。

 

 

…堅ぇ。(*´з`)

 

と、オチはありませんが「まえがき」としましては簡単にこういうお話でまいります。

という入り口のようなもので。

改めまして。

 

 

 

ようこそ。