ひとの踊りはマネしないほうが良い

 こんばんは。ヒロキです。

 もう5月もなかばになり、日本はすぐに夏が来そうな暑さを観測しています。

こうなると夏はすぐそこです。

やりましょう。宮崎ではもうこの季節ですよ。

赤い着物にふんどし締めて、まめしぼりとお面をかぶったら…。

テンテコテン♪…ほら、ひょっとこさん。 キツネとおかめもお忘れなく。

日向ひょっとこ夏祭りの季節です。心の準備はできていますか?

 エントリーまだですか?

 待ってますんでね。

常連さんも、初めましてのあなたも。キツネさんもおかめちゃんもひょうすけ君も。

毎年2000人をこえる踊り手さんたちが、ひゅうがの商店街から駅前の広場まで街の通りを赤く朱くあかーく彩ってくれます。踊らない方でも沿道スペースからご自分のお気に入りキャラ、そう。

推し面をさがしてみましょう。お祭りの楽しみ度はもう、2倍3倍に!

盛り上がること、うけあいです。

踊るあなたも観るあなたも盛り上げ担当ですから!

そしてより良い盛り上がりをサポートするスタッフも、お祭り参加者のみなさんを

今年もみんな全力でお待ちしております(/・ω・)/オイデ♪

 7月頃には日向市体育館で、お祭り直前講習会がひらかれます。日時や料金、、時間は未定です。発表をおまちください。

詳細はお祭りのリンクから実行委員会へお問い合わせいただけます。

 今年も全国各地からのご参加お待ちしております。

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そしてタイトルについてですが、あれはホントの話です。

ひとの踊りはマネしないほうがいいですよ。参考程度にとどめておきましょう。これは別に、

「じぶんが保存会の人だから技術を盗まれたらイヤだ」 ってそんな次元のちっさい話ではありません、まだまだ技術なんて踊りはできませんし。

ぼくの経験から感じた事実です。

 僕のいる橘ひょっとこ踊り保存会は毎年このお祭りのステージで模範演技を披露しています。

それを観てあらためて参加者のみなさんが、とにかく笑い楽しむ、推し面をみつける、踊り手としての目標をみつける、など自分なりに感じたものをお土産として持ってかえってゆく。

という全体的な楽しみかたは様々あっていいし、むしろそれがこの祭りの本分なので当然です。

それがなければただの踊り競技会のようになりますよね。一気につまんなくなります。

それをふまえて説明です。

春、夏と日向市ではひょっとこ踊りの講習会などもあり。その受講者の方からしばしば、保存会メンバーの踊りについて質問をうけます。

「あの人の踊りの…みたいな、ああいう恰好いい振りをおぼえたいんだけど。どうやってるの?」という。

ちがいますよ。と言いたいところをなんとか、

あー、独特な動きというか個人のクセみたいなもんですからねー。ははは。

としか返事していません。実際にその受講者さんの求めるそれは、

基本に忠実に何年も踊りをつづけてきたままの、そのメンバー独特のクセのようなもの

でしかないから。

そのクセをマネて踊るのならそれはコピーでしかなく、

その踊りには進化はありません。ただコピーを上手につづけているだけ。

最初は上手いように見えるかもしれませんが、ただそれまで。

それでいいから、とにかく楽しく踊っていたいんだ!というかたにはあまり深くもつっこみませんよ。

それよりも、同じ時間のあいだ無骨でも基本を踊り続けたひとこそが輝きを放つはずです。

 基本にうちこんだひとのアドリブは恰好いいですよ!!

基本の型はまったくおなじ、けれど踊る人は十人十色。

それがいいんです。笑わせ方も、型をくずすタイミングも人によって変わってくるから、それぞれの踊りになってくる。

そこにオリジナルが出来上がるとぼくは思う。

 だから毎回、基本をあきるほど踊りこんでくださいとお伝えします。

長くなってしまいましたか、踊り手の皆さんには伝わってほしい内容です。

わかるひとにはわかる。

なんてね

 それではまた。

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